にゃんますのメモ帳

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987ケイマンに適した(?)スタッドレス

一発目の記事で個人的な事になりますが、ケイマンに適したスタッドレスを発見したので、レビューと一緒に書いていきたいと思います。

これからケイマンを含め、ポルシェで雪がある地方にお出かけなさる方は是非ご参考にしていただければと思います。

 

  • 認証タイヤ

 ケイマンを含むポルシェ全車種、またそれ以外の海外メーカーでは大体この認証タイヤなるものが使われております。

ただ、海外メーカーの認証タイヤは、サマータイヤはハイグリップなものなど、その車に適したタイヤが選ばれていますが、ウィンタータイヤの場合はどうしてもお国柄の違いでスノータイヤという物が認証タイヤに含まれております。

例えば、私のケイマンだと17インチなのでピレリのWinter SOTTOZEROが当てはまります。

スノータイヤはそもそも 欧州のあまりアイスバーンを発生させない場所に適したタイヤですので、日本のアイスバーンが続出するところでは適しません。

北海道や長野などの雪がよく降るエリアでは適してるかもしれませんね。

 では国産スタッドレスはどうかというところですが…

確かに国内の道路には非常に向いておりますし、国産車などにつけるのはセオリーでしょう。

ただ、速度記号というところに着目していただきたいのですが、例えばダンロップのWinter MAXXで見てみましょう。

205はタイヤ幅、55は扁平率(タイヤの厚み)、R17はインチ数、そして91QのQの部分です。

これが表すのは160km/hまでなら速度域は対応しているということです。

ちなみに、スタッドレス購入時にタイヤに詳しい知り合いの方に聞いたところ、この速度域を超えると円を保てなくなり、その上熱が加わるためタイヤには非常に宜しくないとのことです。

なのでケイマンには適してはいるものの、本来のスペックは発揮できないため、個人的にはあまりおすすめ致しません。 

 

 そうなると最後は海外製スタッドレスですが、大体見てみるとアジア系のタイヤメーカーか欧州のタイヤメーカーが製造しているものに限られます。

一度アジア系のスタッドレスタイヤを見てみましょう。

 

 ナンカンのESSN-1では、もう正直国産スタッドレスとあまり変わりません。

値段を抑えたい方や、とりあえずその場しのぎという方には非常におすすめできますが、原則として国産車ぐらいにしか対応しておりません。

では、最初に出てきたピレリの別なスタッドレスはどうでしょうか。

 

 ぶっちゃけ国産スタッドレスと規格は同じです…強いて言うなれば、アジアンよりは品質は少し良く、国産ほど高くはないという感じでしょう。

ヤフオクでもよく見ますね。

じゃあ一番最後に、ケイマンに非常に適したタイヤを見てみましょう。 

 こちらなんですけど、コンチネンタルのContiVikingContact6。

結構新しいもので、速度域も210まで耐えれるものがあります。

ですので、ケイマンで出せる常識的な速度でも十分耐えれます。

  • ContiVikingContact6の使用した感じ

 過去にBE型レガシィに乗っておりましたが、その時白馬にスキーに行くことがあったため、KENDAのスタッドレスを履かせていきましたが、今回のケイマンと遜色ないレベルでした。

テスト地として、栃木県と群馬県の県境にある金精峠にて走行を行いました。

動画などが本来あればいいのですが、文章のみでご了承ください。

金精トンネルまではドライでしたのであまり体感はありませんでしたが、トンネルを越えたあたりのアイスバーンより効果が見られました。

少しオーバースピードで進入したものの、MR特有乱れも見られず、終始安定して走行できました。

またコーナリングについては横滑りもなく、しっかりとノーズが入り安定してトラクションがかかる感じでした。

これで速度域が210まで対応しているというのは非常に優れたタイヤではないかと思われます。

  • あとがき

 使用した感じはあくまで個人的な感想ではありますので、実際に走行される際は体感差があると思われます。

しかしCvc6はそこまで高くなく、またドライ路面でもスノーでもアイスでも安定した走りを出来るというのは非常に強いと思われます。

 

ケイマンなどで雪がある地方にお出かけなさる方は一度お試しいただいてはどうでしょうか。